最適なTRMを選択するには:デジタル・エコノミーでクラウド・イノベーションが重要な理由

4月 9, 2018
Daniel Shaffer
IDC MarketScapeの新たなレポートによると、クラウド型財務管理ソフトウェアの近代化が財務部門にプラスの変化をもたらしており、CFOとトレジャリー/財務部門の上級責任者は意思決定を改善しビジネスの成果を高めているそうです。近代的なソリューションを採用した企業は、オートメーション、サードパーティ・アプリケーションとの統合、測定可能/反復可能なベストプラクティスのセットなど多数の改善点を利用でき、上級財務責任者の成長目標達成に役立っています。これらの新たなオペレーティング・モデルは現状のビジネス・オペレーションを大幅に改善してくれます。
 
 
運転資金の最適化、外国為替、アカウント管理と支払(ペイメント)のための新たなデジタル・ツールの開発は、CFOからのより複雑な要望に手一杯のコーポレート・トレジャリー・プロフェッショナルにとって、大いに負担軽減に役立ちました。このシナリオでは、資金管理、キャッシュ・フロー、運転資金、ペイメント(支払)、内部移転といった機能を自動化することで、ユーザーは資金繰り予測や財務リスク管理、外国為替の管理、コンプライアンスなど、より高いレベルの業務に専念できます。
 
トレジャリー&リスク管理ソリューションを選択する
 
トレジャリー&リスク管理ソリューションは、CFOとトレジャリー・チームの要望にいっそう応えられるよう、急速な進化を遂げつつあります。エンドユーザーにとっては、ベンダーとそれぞれのソリューションが現在どう位置付けられているかだけでなく、3~5年先にどう位置付けられるかについても理解することが極めて重要です。
 
2017-2018 IDC MarketScape:世界のSaaSおよびクラウド対応型財務/リスク管理アプリケーション市場 ベンダー評価」は、ベンダーを「能力」と「戦略」に従って位置付け、キリバを「リーダー」カテゴリーに分類しました。アナリストはカスタマー・フィードバック、プラットフォームのアーキテクチャとセキュリティ、レポーティング等の機能の奥行き、銀行接続、資金管理やリスク管理など、幅広い基準を考慮しました。
これはトレジャリー&リスク管理ソリューションを提供するグローバル・ベンダーについての非常に深く総合的な分析です。
 
データ・セキュリティの重要性
IDCのレポートは、プラットフォーム全体とアプリケーションの内部について、キリバの主な利点はセキュリティにあるとしています。SOC2 Type II監査は、ユーザー・アクセスとデータを保護するための安全策として、企業全体に渡る暗号化、シングルサインオン、多要素認証について詳しく説明しています。
 
クラウドへの移行
財務/リスク管理の情報をクラウドに移す企業が増えています。IDCでは、オンプレミスとパブリック・クラウドのソフトウェアの割合は2016年の82.2%対17.8%から2021年には70.7%対29.3%になると予想しています。つまり、あと数年でオンプレミス・アプリケーションは11.5%減少し、逆にクラウド・ソリューションは同じ割合で増えていくということです。キリバはこれまで年率32%の成長を遂げ、市場の大部分を占めており、その採用率はいっそう加速していくことが見込まれます。
 
将来の機会
最新の財務/リスク管理アプリケーションを採用することは、トレジャリーと財務のプロフェッショナルがCFOにより戦略的な意思決定支援を提供するとともに会社にプラスの変化を与えるためにも賢明な判断です。IDCは、最新の財務ソリューションが提供するさまざまな利点を見据え、運転資金の戦略を通して資金ポジションと資金の動員を詳しく把握できるようにビジネス・インテリジェンスを活用することは、短期的に素晴らしい価値があると結論付けています。
 
*本記事は2018年2月に掲載された翻訳版となります。オリジナルはこちらをご参照ください。
 

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