資金の可視化とは

「資金の可視化」は、資金調達・運用やリスク管理の意思決定材料になるだけでなく、グループの更なる資金最適化に向けた取り組みです。現在多くのグローバル企業で銀行が提供するCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)の導入により、国内においては資金の可視化と最適化はできている企業は多いものの、グローバルレベルで、海外グループ企業のキャッシュ・ポジションを把握できていないのが現実です。

また、TMS(財務管理システム)を導入していない企業は、月次で各国の支店・オフィスからRHQ(地域本部)にエクセルなどのスプレッドシートで財務状況を報告し、それをまとめたものを本社に送付し、本社の財務担当者は集められたエクセルデータを一つのスプレッドシートに手作業でまとめ集計しているので、膨大な時間がかかります。また全ては手作業なのでミスも多く、ミスの原因を究明するにも時間がかかる、という負の循環が生まれます。