Kyriba Global Summit 2020 in Tokyo ~事例を中心としたおすすめポイント~

By 屋形 俊哉 2020年12月16日

少し間が空きましたが、先月11月17日にキリバのグローバルでのイベント「Kyriba Global Summit 2020」の日本セッションが開催され、12月4日に基調講演を除く各セッションの動画が公開されましたので、今回はその案内と筆者の感想(おすすめポイント)を紹介します。

※アーカイブ動画公開中です! KYRIBA GLOBAL SUMMIT 2020 On-Demand

 

コロナ禍の中での新しいグローバルイベントの形

今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、広い会場に大勢で集まることができなくなった代わりに、オンラインセミナーによって移動の距離や時間を意識することなく、気軽にセミナーにアクセスすることができるようになりました。

キリバでも例年のグローバルイベントではメッセージを統一しながら、企画や運営は各開催拠点に任されていましたが、今年はオンライン開催のメリットを活かし、全てグローバルで運営し、イベント期間の最終日が日本セッションという形式でした。

そのためサイトでの申し込み手続きで一部わかりづらいところや技術的な部分でお客様にご迷惑をおかけしたこところもありましたが、海外のお客様の生の声をお届けできる(字幕スーパー付きで!)など、オンラインのグローバルイベントならではの恩恵も受けることができました。

 

講演・パネルディスカッションで印象に残ったところ、おすすめポイント等 

当日のアジェンダと登壇者については以下のリンクをご参照下さい。
https://events.bizzabo.com/239830/agenda?dates=1605484800000

各講演及びパネルディスカッションの詳細については、こちらから動画をご覧いただきたいと思いますが、印象に残った点についていくつかご紹介します。

 

銀行接続の難易度や複雑性に関してキリバではセミナーやブログ等で何度か発信してきましたが、それをお客様のIT部門の方やプロジェクトに参加されたパートナーの方が語ることで、その大変さをよりリアルに感じられます。

接続先が邦銀のみでほとんど円貨という企業の場合はさほど課題に感じることはないかもしれませんが、グローバルでのビジネスが拡大し、外貨での取引が増加し、海外の銀行との取引が増えてくると銀行接続の複雑性やリスクが指数関数的に一気に増加します。そのリアルな実態をパネリストが語ってくれます。

 

近年、企業不正に関する記事を目にする機会が増え、新型コロナの感染拡大でそのリスクはさらに高くなったと言われています。キリバでは支払い業務に潜む危険性とデジタル化の効果について様々な場面で発信してきましたが、本セッションではお客様自身がその取り組みと成果について具体的に紹介します。

 

クラフト・ハインツのSVP & Global Treasurerによる新型コロナが感染拡大する中での取組みの紹介で、何か特別なことをコメントしているわけではないのですが、その語り口やダイナミックな内容に「グローバル企業のトレジャラーとは、こういう人のことを言うのか」と感じさせるものがあります。中でも財務の役割の変化について「コロナ禍に乗じて戦略的アドバイザーとしてのポジションを高めた」という旨のコメントは印象に残りました。

 

コニカミノルタ様は会計にERP、財務管理にキリバTMS、個別業務の自動化でRPAと、デジタル化のツールを適材適所でうまく組み合わせて利用されています。

財務経理のデジタル化という点では、キリバのようなITソリューションを導入する際の心構えや使い倒すための姿勢、企業としてのデジタル人材育成の取組みについてコメントされ、

財務部門の役割という点では、事業支援という立場でどんなことを期待され、具体的にどんなサポートをされているかについてコメントされています。

ベンダーの立場でもいろいろ勉強になる、なるほどと思うことの多いセッションでした。

 

 

以上、Kyriba Global Summit 2020 in Tokyoで印象に残ったことやおすすめのポイントについて事例情報を中心にご紹介しましたが、その他にも弊社CEOやCTOによる講演もあり(長くないです。字幕スーパーもあります)、最後のパネルディスカッションではアビームコンサルティング様からコンサルティングファームの視点や経験に基づいたコメントがありますので、ぜひご視聴下さい。オンデマンドで視る順番は自由、何度でもご覧いただくことができます。財務業務のデジタル化に向けた今後の取組みのヒントが、必ずや見つかることでしょう。

 

 


屋形 俊哉 (Yakata Toshiya)
キリバ・ジャパン株式会社 プリンシパル コンサルタント

大学を卒業後、大手電機メーカーの経理/財務部門で事業部門担当の経理(原価管理、予算管理、等)や子会社への出向を経た後、本社でグループ会社向けの標準会計システムの開発や導入支援に携わる。
2000年にSAPジャパンに転職、以後15年半、会計プリセールスとして製造業を中心に数多くの日本企業へのERP会計及び関連ソリューションの提案活動に従事。その後、しばらくIT業界から距離を置き、2018年4月にキリバジャパンに入社、今度は経理ではなく財務部門の業務改革(もっとシンプルに、もっと柔軟に、もっとワクワクしたものに)をお手伝いすべく活動を再開。
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