Kyriba、AI ドリブンな資金管理ソリューションを発表

September 15, 2022

AI による資金予測で企業の流動性を最適化する新しいソリューション

米カリフォルニア州サンディエゴ – 2022 年 9 月 15 日 – クラウド型の財務・IT ソリューションのグローバルリーダーである Kyriba は、本日、データサイエンスを取り入れ、スピード、コントロール、信頼性を向上させた資金予測を実現する新たなソリューション「資金管理 AI」(Cash Management AI) のローンチを発表しました。この新しいソリューションは、Kyriba の資金管理と資金予測の機能を強化し、投資や成長の機会に対してより高い信頼性と精度を提供するもので、今日の世界の金利上昇の環境下では重要な優先課題への解決策を提供します。

IDC の最近の調査によると、流動性に関するより良い意思決定を行うために、財務リーダーの 93% がリアルタイムのインサイトを活用し、99% がビジネスインテリジェンスを導入しています 1。また、API、BI、AI を取り入れた強力なデータ戦略を持たないファイナンスリーダーは、劣悪なソリューションに縛られ、テラバイト単位の構造化および非構造化データを効率的に分析・活用できないことが判明しました。

Kyriba のデータ分析担当 SVP である Jean-Baptiste Gaudemet は、「市場の変動が大きくなる中、CFO は資金予測にさらなる正確性と信頼性を求めています」と述べています。「財務部門が日々管理している膨大な情報から学ぶには、データサイエンスと分析が必要です。AI は、CFO がデータを活用し、より多くの情報を得た上で効果的な意思決定を行うのに役立ちます。」

Kyriba の「資金管理 AI」の主な機能:

  • AI による自動学習と予測 : 機械学習により過去データから自動学習、新しいデータを読み込む毎に学習を重ね、将来の予測を継続改善します。
  • 確度レベルの選択 : 最適な確度レベルを、組織の戦略とリスクのプロファイルに基づいて選択、リアルタイムに予測を調整できます。
  • BI による分析と見える化 : 柔軟な選択条件フィルター、予測期間の調整、キャッシュの予算シミュレーションなどの機能を備えた予め設定されたダッシュボードでデータを可視化できます。

「金利が上昇し続ける中、不正確な予測は、投資されない遊休資金や非効率な借入を生み出します。資金保有の機会コストも増加しているため、CFO は企業の流動性を最適化するために、資金予測の信頼性を高めることを必要としています。」と、Kyriba の市場戦略グローバル責任者である Bob Stark は述べています。

資金管理 AI についての詳細は、ファクトシートをご覧ください。

キリバ社 (Kyriba Corp.) について

Kyriba は、企業の成長戦略を担うすべての財務に関わる人たちに、流動性をリアルタイムで機動的に活用し、また、財務リスクから守ることによって、そのビジネスの価値を高め、価値の創造に繋げるエンパワーメントを提供しています。

Kyriba のプラットフォームは、トレジャリー、リスク、支払、ワーキング・キャピタルのアプリケーションサービスを束ね、銀行、ERP、取引プラットフォーム、マーケットデータプロバイダーといった財務の生命線たり得るデータソースへの外部接続性を提供します。AI ドリブンのセキュアで拡張性の高い SaaS プラットフォームを礎に、Kyriba は世界中の幾千ものビジネスの成長機会を最大化し、不正や財務リスクによる損失から守り、高度な自動化によってコストを削減することを可能にしています。そのクライアント数は全世界 2,500 社 (うち 20% が Fortune 500 カンパニー) に上り、毎日 2500 万件もの支払プロセスを処理しています。

米国サンディエゴに本社を置くキリバ社は、世界各地に拠点を構えています。詳細は www.kyriba.com をご覧ください。

1CFO の新たなる潮流: ELM – 企業の流動性管理, IDC (英語) – IDC

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