スポーティファイ社の成功事例


  • 創立
    2006年
  • 業種
    ストリーミング・メディア
  • 本社
    ストックホルム(スウェーデン)
  • 売上高
    売上高
    30臆ユーロ
SPOTIFY

現在世界中の61のマーケットで利用され、1億4,000万人の月間アクティブユーザー(内6,000万人が有料会員)にサービスを提供するSpotifyは、適切なパートナー銀行とトレジャリー・テクノロジーが、社内における業務効率の最大化、コラボレーション、そして会社の成長を可能にしていると述べています。Spotifyは一元化したトレジャリー業務を強化するため、キリバの中核機能である資金、支払、財務取引モジュールを活用しています。

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イノベーション - 斬新なトレジャリー・マネジメント
真に革新的なアプローチでテクノロジーに取り組むという企業方針に則り、世界有数のデジタル音楽サービスの爆発的な成長を舵取りするうえでのさまざまな課題を克服すべく、Spotify の財務部門は2014 年にキリバのプラットフォームを中心とした野心的な変革プロジェクトを計画しました。同部門はまず、Spotify の銀行関係を見直し合理化することから始めました。

プロジェクトを考案したヨハン・ベリクヴィスト氏が採用した、中核的な銀行を選択して取り組むという戦略は前例のない手法でしたが、銀行との関係構築と時間の節約の点で多大なリターンをもたらしました。Spotify は銀行サービスに対し従来の提案依頼(RFP)を行うのでなく、過去のRFP プロセスにおいてどの銀行がSpotify にとっての関連分野で契約を獲得したかを明らかにするため、外部のコンサルティング会社の力を借りてデータを分析しました。これらの銀行は、Spotify の事業について学ぶとともに、Spotify の戦略的ニーズと、銀行およびその商品がそうしたニーズをどうサポートできるかについて話し合うため、合同ワークショップに招かれました。銀行はSpotify の事業内容と問題点を理解したのち、第三者がすでに調査済の5 ページに及ぶ質問集に答えるのではなく、経営上の摩擦をどう取り除けばいいかの分析に専念できました。

銀行選定が完了した後は、グローバルでの銀行接続および拡張性を当初から実現することが、Spotify にとっての急務でした。革新的で戦略的なリーダーのベリクヴィスト氏は、SaaS(Software-as-a-Service)で音楽ストリーミング・サービスを提供するSpotify の急成長に対応するため、同じくSaaS モデルに着目しました。その後、Spotify がSWIFT ネットワークに参加する決定を下したのち、変革プロジェクトが開始されました。

「私たちの目標は短期・長期の事業拡大を支えるソリューション志向の俊敏な財務部門を作ることでした。私たちは小規模なチームとして、Spotifyのシステムとうまく統合するセキュアで堅牢、スケーラブルなソリューションを必要としていました。イノベーションは社内から起こることもあれば社外とのコラボレーションで生まれることもあります。他のさまざまなテクノロジー・パートナーの中でキリバが私たちのニーズを満たすベストなパートナーだとわかりました 」。

Spotify
バイスプレジデント
コーポレート・ファイナンス&トレジャリー
ヨハン・ベリクヴィスト氏

コラボレーション - ビジョンの共有
導入成功の鍵は、ビジョンを理解し同じ目標を共有するダイナミックなチームが合同で取り組んだことでした。厳しいスケジュールの中、広範にわたる作業をこなすため、プロジェクトは2 つの段階に分けられました。最初の段階はキリバと外部のコンサルティング会社Covarius (www.covarius.com) のソリューション・エキスパートからなる合同チームが担当し、キリバに統合されているSWIFT Service Bureau を介して入出金明細を取得するアーキテクチャを構築することと、Spotify Group 内のキャッシュプール設定と整合性が取れるように各エンティティを設定することに専念しました。

マーケット・データフィードやオンライン・トレーディング・プラットフォームとのインタフェースに加え、メインのERP システムからの支払データのインポートおよび同ERP システムの総勘定元帳(GL)への仕訳連携も設定されました。Spotify のIT チームも緊密に協力したことで、インタフェースは1 ヶ月足らずで設計・構築され、ビジネス部門のユーザーは銀行とのエンド・ツー・エンドでの入出金明細の取り込みおよび支払テストに集中できました。

Quantitative Results

5x

Estimated reduction in operational risk

2x

Increase in treasury productivity

$65k

Annual bank fee savings

ストックホルムで行われたオンサイトトレーニングでは、コンサルティング・チームはSpotify のIT 部門と緊密に協力し合い、資金管理と支払処理のために構築されたSWIFT 自動化周りの業務プロセスの設計、テスト作業にあたりました。従来使っていたスプレッドシート・ベースの資金管理プロセスは、新プロセスによる入出金明細の自動的な突合処理が行われるとすぐに廃止されました。キリバを中心とし、財務部門と経理部門の間で共有される承認ワークフローには、職務分掌が組み込まれました。これにより銀行固有のソフトウェアへの依存を減らしながら、一元的な可視化と支払の安全性を高めることができました。最後に、入出金種別と入出金取引の突合処理を含む新しい前日残高の照合プロセスにより、ERP システムの総勘定元帳へ日次で仕訳記帳できるようになりました。

リスク軽減 - トレジャリーとその先へ
一元的なペイメント・ファクトリーによってセキュリティと資金可視化を向上するというベリクヴィスト氏のビジョンを実現するべくキリバをグローバル展開することと並行して、プロジェクトの第2段階では機能の範囲を拡大しました。複数の地域と通貨でビジネスを行うグローバル企業が直面している課題を軽減するため、Spotify と同社のあるパートナー銀行は、アルゴリズム取引志向のクラウド型外国為替ソリューションを構築し、これによってマニュアル作業をなくし、より戦略的・分析的な作業に専念できるようにしましたSpotify の財務部門は為替エクスポージャをヘッジするためのデリバティブ取引に対する会計処理を正確かつ効率的に行うためにキリバのヘッジ会計モジュールを利用しています。

拡大 - 意図をもって成長
財務部門がビジョンをもって努力し、速やかにキリバを導入したことで、Spotify には急拡大を続ける事業環境で業務を遂行できるだけの完全な体制が整いました。改善された資金管理および会計プロセスによって可視性を高めるとともに、一元化されたペイメント・ファクトリー、追加的な財務統制、標準化されたワークフロー、財務全般に渡る監査証跡機能により不正リスクと人的ミスを減らしたことは、Spotify を次の成長段階に戦略的に押し上げ、最先端のトレジャリーを達成するというベリクヴィスト氏のビジョンを実現する助けになったのです。

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