万華化学、手作業での支払を半年足らずで98%削減


  • 創立
    1998年
  • 本社
    煙台(中国)
  • 業種
    化学製品
  • 売上高
    売上高
    87億ドル
  • 従業員数
    従業員数
    9,165人
万華化学グループ

万華化学グループは、世界で最も成功を収めているポリウレタンメーカーのひとつです。ポリウレタンおよび関連製品の製造販売業者として、中国とヨーロッパに4つの製造拠点を持ちます。加えて、アジア、ヨーロッパ、北米の10カ国以上に子会社を展開しています。

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把握できない全体像

万華は2010年、経理関連テクノロジーの改良プロセスに着手しました。同社は当時、無数のインターネットバンキングに頼っており、非効率な上に支払取引も完全には記録できませんでした。他方で、海外事業の成長を受けてグループ全体の財務管理の欠点が明らかになりました。そこで万華は、国内外の財務業務の統合に役立つトレジャリーソリューションを導入したいと考えました。

「国内外の支払のエンドツーエンドな処理を実現するため、自社システムの統合、最適化、自動化を行い、グループ全体の財務データの最終的な統合に向けた土台を作れました。このソリューションのおかげで、予測不能な経済情勢の変化に容易に適応し、国際的な規制基準に対応し、海外展開を見据えた中国のグローバル戦略を支援できます」

Zhang Shoujun
経理部門ジェネラルマネージャー
万華化学

 

海外の財務業務オペレーションの統合

ファイナンスIT担当マネージャーのFeng Yongjin氏は、同社の極めて高度なインターネットバンキングをさらに高め、将来的に長く使える財務管理ソリューションを展開したいと考えました。このソリューションは拡張性があり、自社のグローバルな財務ポジションを自動的に一括して把握できるものでなくてはなりません。これにより万華は、内部統制とセキュリティを向上させ、不正リスクを軽減できるでしょう。また顧客やサプライヤーの満足度を高めるため、インテリジェントな処理も必要になります。

  1. 各海外子会社の取引データ保守要件を確立し、企業の業務基準に沿った処理テンプレートを作成する
  2. 各子会社の現在および今後の言語面、ポリシー面のニーズに対応するため、サプライヤーの取引銀行全てとグローバルなデータ連動を実現する
  3. グローバルに統合された処理プラットフォームを確立し、海外の銀行口座から得たビッグデータの分析に基づき、自動的にスマートな送金を行う

海外送金の対応
万華は導入時、キリバおよびパートナーの銀行のグローバルリソースを存分に活用しました。万華は、手作業で点検するとともに、何度も様々な組み合わせでストレステストを実施しました。キリバは、現在および今後の万華のビジネスニーズに対応するために支払テンプレートを設計し、取引データ保守のための基準を策定しました。

キリバのクラウド型財務管理ソリューションは、万華の法人用リソースプラニングシステムのデータと、サプライヤーの取引銀行が提供するデータを連動させます。これにより、中国国内および海外への電信送金、電子承認、eコマースビジネス、信用状、様々な支払種別を含む、万華のバンキング業務をサポートします。

加えて万華は、決算の合理化や、キリバが導入した各国の要件に沿った会計ルールのおかげで、支払の98%を自動化し、仕訳入力を半減させることができました。

インテリジェンスと可視化

キリバの協力を得て、万華化学集団はサプライヤーの取引銀行に対しグローバルなデータ基準を策定し、統合的な自動支払処理を実現し、5カ国の13の海外銀行と接続しました。また支払テンプレートの統一と標準化を行い、手作業での業務の量・コストを削減し、グローバル財務管理を一層可視化しインテリジェンスを獲得できました。

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