よくあるご質問

サプライチェーン・ファイナンスとは何ですか?

企業は既存事業を運営するための運転資金を保有していますが、その多くは直接には利益を生み出すことはなく、また、事業成長のための新たな投資には利用することができません。

この資金を有効活用する方法としてサプライチェーンファイナンスがあります。サプライチェーンファイナンスによって、サプライヤーはバイヤー企業に対する債権の金融機関への売却が容易になります。バイヤー企業はサプライチェーンファイナンスによって、サプライヤーへの支払期間を延長し、資金を長期間保有することができます。資金を長く保有することでフリーキャッシュフローが生まれます。バイヤー企業はサプライヤーに支払期間の延長を要請する必要はなく、長期に設定された支払日に金融機関に対して支払を行います。

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持続可能なサプライチェーン

グローバル・サプライチェーンの拡大に伴い、倫理規範と責任ある調達の必要性はますます大きくなります。この成長に呼応する形で消費者は持続可能なビジネスを展開する企業との取引を志向し、投資家もまたこうした企業に優先的に投資するようになっていることを踏まえ、環境・社会・ガバナンス(ESG:Environment、Social、Governance)を考慮した経営に取組んだり、企業の社会責任を遂行するための委員会を設置する企業が増えています。また、多くの消費者や投資家は、持続可能なビジネスを比較的低リスクであると考えていますが、企業がESGを意思決定や事業運営の基準として定着させるのは容易ではありません。

さらに、サプライヤーにとって物理的にも金銭的にもインセンティブがあまりないことも、ESG経営の定着を困難にしています。サプライヤーがESGの基準に沿う努力をしているようでも、コンプライアンスの欠如があれば、バイヤー企業が定めた基準が守られないということになります。

この問題を改善する方法として、資金の調達レート(割引率)をESGパラメーターと関連付けることにより、サプライチェーンファイナンスをグリーンファイナンスとして使用することが考えられます。

サプライチェーン・ファイナンスの利点

バイヤー企業にとっては、運転資金ソリューションとしてサプライチェーンファイナンスを利用すると、次のことが可能になります。
•  フリー・キャッシュフローの増加(DPO:Discount Pay Offの改善)
•  資金のさらなる可視化と資金繰り予測の精度向上
•  買掛金の照会業務の削減
•  銀行とのパートナーシップに対する報酬
•  サプライヤーとの重要な関係の改善
•  持続可能性と責任ある調達に対する金銭的インセンティブ

サプライヤーにおいては、サプライチェーンファイナンスの利用によって次のことが可能になります。
•  早期支払によるフリー・キャッシュフローの増加(DSO:Days Sales Outstandingの改善)
•  資金のさらなる可視化と資金繰り予測の精度向上
•  資本コストの削減
•  コストなしで送金情報を入手、売掛金の照会業務が減少
•  持続可能で責任ある調達に対する金銭的インセンティブ

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